ツーリング202107:4日目 帰途に就く
4日目。
帰途に就くことにした。本当は10日くらい行って、九州も行けたら行こうかとおもっていたけれど、ツーリング中にいろいろと用事ができた。
朝、前日までの反省と結果を活かして、
「どこまで行けるか分からない。15時くらいに17時か18時に着くようなキャンプ場をスマホで探そう」
と、キャンプ場を決める時間と方法だけは決めた。
瀬戸大橋を渡った。
ここで旅のライダーと雑談。
ナビ用のアプリや、キャンプ場のことなどについて話をした。
グーグルマップアプリで好きなルートを選べるようになると良いなあ。
PCのブラウザ版はできるんだけどな。
岡山を抜けて、兵庫へ。
この辺で大体18:30くらいに着けそうな無料キャンプ場を探した。まあ、行けそうな気がする。
キャンプ場に向けて、山間の道を走っていたら、夕方、雨がかなり降ってきた。
たまたま道の駅があったので、ひとまず避難。
荷物やスマホが濡れないようにカバーをした。
そこで「えー、そんなのあり?」
というようなことがあった。
しばらくイライラしてしまった。
雨が落ち着いたので、また走り出し、キャンプ場を目指す。
走りながらさっきのことを思い、ある面だけで判断している自分に気づく。
「ああ、そうか。価値観は人それぞれだよな」
「そうか、良い塩梅というものが人によって違うのだな。」
「ある部分は尖っていたり、丸すぎたり、それは自分も同じことだな」
「それをひっくるめて、ゆるすことは、できるかも知れない。人も自分も」
「でも、とりあえず、やっちゃダメなのは仏教でいう五戒かな」
雨で30〜40分止まっていたので、目的地には19時過ぎの到着になる。
あまり休憩を入れずに走っていると、アクセルを回す右手と、振動で背中あたりが痛くなってくる。
痛いのは、苦しい。休もうか。でも早くキャンプ場に着きたい。
痛みを観察してみよう、という発想になった。
観察者の視点に立つと、痛みも強弱が常に変化していることに気づく。
苦には違いないのだが、巻き込まれなくて済む。
給油に寄ったガソリンスタンドの人とも話をした。
キャンプ場以外でも、野営できるところはあるよ、という話をした。
良い情報を聞いた。
兵庫のキャンプ場に着いたのは19:30をまわっていた。
テント設営、食事をして、就寝は22:30くらいだった。