田んぼ準備覚え書き
前提
田んぼによって条件は違う。
2021年現在、耕作している田んぼにおいての話である。
ボトルネック
ボトルネックは2つある。
一つは水。
理由1.水路が狭く流量が限られている。
理由2.田んぼの水持ちが悪い。
一枚ずつ、水を全開で入れないと代かきできる水量にならない。
全開でも水が入らない田んぼはトラクターで水を引っ張るように代かきしていくしかないが、1日では終わらない。少しずつしか入らないので。
もう一つは畔塗り。
理由1.4h/反かかる。
理由2.疲労度的にも一日一枚が限度。
畦塗り機が欲しい。
現状では一日一枚づつやっていくしかなさそう。
手順
1.畦周り草刈り
2.1回目耕うん
3.2回目耕うん
4.トラクターで車輪跡をつけ、畦も踏んでおく。
5.水を全開で入れる(3〜5時間以上かかる)
6.代かき
7.畦塗り(代かき後、中1日あけて)
8.水抜き
9.田植え(田植機の操作を説明書と実機で確認しておく)
効率化
水を全開で入れている時間を有効に使うこと。
1枚ずつしか水を入れられないので、水を入れている間に次の田んぼの4までの行程が終わっていれば、最速でできている。
余裕があれば、他の作業をやっても良いが、最速でやるためには毎日田んぼに行くことが必要なので、4まで終わっているなら、休息を早めに取ることを最優先する。その上で余裕があれば、優先するのは7の畔塗り。
次の日に行けないほどの疲労は避ける。
作業が進んだ田んぼが一枚以上あるときは、1日の作業手順を次のようにする。
A.なにもしていない田んぼ
B.前日水を全開で入れておいた田んぼ
C.代かき後1日あけた田んぼ
7.C畦塗り(4h/反)
1.A畦周り草刈り(0.5h/反)
2.A1回目耕うん(1.4h/反)
3.A2回目耕うん(1.4h/反)
4.Aトラクターで車輪跡つける(0.2h/反)
6.B代かき(1h/反)
5.A水を全開
帰宅
8h〜9h/日の確保が必要。
↑だと時間的な効率は良いかも知れないが、
疲労度が厳しいのと、
水の入り方も田んぼによって違うので、
計画どおりには行かない。
1234を全部の田んぼで終わらせる。
567を全部の田んぼで終わらせる。(次の田んぼの5は一日の終わりにやる)
89を全部の田んぼで終わらせる。
という行程にしたほうが、
疲労度や水の都合を考えると、
妥当に思える。
日程計画どおりには行かなくても、
徐々には終わるので。